源 貴政 『ノンポリのための政治原論』ご挨拶

始めまして。

源 貴政(みなもとたかまさ)と申します。

 ここでは、取っ付きにくく、分かりにくく、汚らしく、怖くもある、政治や政治史そして政治思想史に関して、わかりやすく、明るく前向きに論じながら、皆様のお役に立てるような記事を書いていきたいと考えています。

 まず、私の基本的な政治意識や問題意識など、そういうものについて、ここで簡単にお話しておきたいと思います。

 一点めとして、「日本とは何なのか?」という点です。これは、なかなか難しく大きな問題として、我々の目の前に立ちはだかっています。

 古くから、異国に学び、かつ、『頑なに』とでも表現してもいいほど『日本』的なものを保ち続けてきたという、日本人自身でも、その実像を捉え難い面が強かろうと考えます。

 二点めとして、「保守が、保守すべきものは何なのか?」もしくは「リベラルは、何をどう変えるべきか?」という点です。これも我々日本人には捉えにくいですね。

 政治には、この二種類の問題意識なり、勢力なり、思想の流れなどといったものがありますが、ザックリと大まかに説明します。保守が『守るべきもの守る』という考えで、リベラルは『寛容の精神と正義の概念であるべき姿を追い求める』という考えである、と言っていいでしょう。

 しかし、現実の目の前の政治を動かし、また、動かそうとしている保守・リベラルの両陣営のメンバーの多くは、これら原点に常に立ち返って根源から考えを自ら律したり、軌道修正する、などということをあまりしているようには感じません、残念ながら。

 三点めとして、「本当に対決すべき相手は誰なのか?」という点です。この点も、しばしば上手く捉えられず、不毛な戦いに引きずられがちですね。

 二点めにおいて、簡単に触れた『左右』や『保守・リベラル』というものですが、彼らが、互いに反目すれば、競争すれば、あるいは、相手を敵視し倒してしまえば、良い政治が実現できるのか?それだけでは不十分なのか?この辺りは考えどころです。

 ひとまず、以上が、今の私の政治意識・問題意識についての大まかな説明ということになろうかと思います。今後、こういった意識で日本の政治とその歴史を観察・考察しながら、記事を作りたいと考えています。

 皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

源 貴政 『ノンポリのための政治原論』

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